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10.KAZUメソッド初回開催とNE・TA-CHO

執筆者の写真: Yuumi YAMADAYuumi YAMADA

更新日:2023年6月25日

KAZUメソッド初回開催

6月27日、KAZUメソッドの初レッスンの日。この日のためにホームページ作成、会場手配、予約受付、PRなどすべて自前でやったレッスンなので思いもひとしおです。参加された方は11名。猛暑にも関わらずお越しいただけたことに、ただただ感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

当日は受付や椅子のセッティングなどで少し手間取りましたが、ほぼほぼ予定の時刻に開始することができました。

体操の流れは姿勢改善に必要な基本の動作と解説をしながら皆さんと会話する‥昔やってたレッスンの雰囲気を少しだけ再現できたことが私にとって何よりの収穫でした。

初心忘るべからずを肝に銘じ次回以降も気を抜かずに準備いたしますので今後ともどうぞよろしくお願いします。


NE・TA-CHO

私は40代になる頃から思いついたこと、新聞や本を読み終えて感じたこと、テレビで面白い内容に出会った時など‥ノートに書き残すようになりました。その時々の情報や思いを書き残すことが健忘症?が始まった私にとって必要だと感じたからです。それが私の「NE・TA-CHO」です。現在では15冊目に突入し、以前からいつか振り返りたいと思っていました。今回のKAZUメソッド初レッスンがきっかけとなり少しだけ振り返ることができました。


そもそも私が姿勢に興味を持ったきっかけは、二人の理学療法士の先生に出会えたことです。お二人の治療は器具など一切使わずに姿勢と動作を診て体操を指導するシンプルなものでした。しかし治療を受けた患者さんは、まるで魔法にでもかかったように痛みが消失。こんな現場を毎週毎週見せられたら姿勢に興味を持たない訳がありません。私は幸いにして十数年間この現場で仕事をすることができました


姿勢を考えまず頭に浮かぶのはヒトの進化です。

京大霊長類研究所研究者のヒトとサルの進化の話、国立科学博物館研究者の恐竜の話は大変参考になりました。

地軸や自転公転らせん構造について、植物の成長はらせん状に行われていること。葉の付き方は真上からみると渦を巻いているように見えること。つたもらせん状に木にからまっている。大動脈の壁も神経線維もらせんを描いていること。DNAがらせん状に配列されていること。腸管、尿管、卵管、精管、そして筋肉の繊維もすべてらせんを描いていること‥運動生理学者の話で知ることができました。左回りの陸上トラック、自動車やピアノのペダルは右は器用に動かすが足、左は踏むだけ。足の裏博士と呼ばれた科学者は左は支持脚、右はコントロール脚と呼称しました。

地域や文化の違いは、欧米人と日本人のダンスのリズムの取り方が逆だった‥というスポーツ選手の新聞のコラムで見つけました。その選手はその後独自の発想で日本人にあったトレーニングを実践し世界選手権で2大会連続メダルを獲得しました。

欧米と日本の違い‥靴と草履、洋服と和服、椅子と畳、フェンシングと剣道、バレエと日舞‥これを見ただけで所作や姿勢の違いが実感できます。


調心、調息、調身は禅僧の教え。心と身体の間には息がある。だから呼吸を整えれば心身が整う。とりあえず呼吸から整えよう‥わりとアバウトな発想がとても新鮮に感じました。

呼吸器の医師は息とは自らの心と書く。呼吸は生きるために必要な呼吸、深呼吸のような意識して調整できる呼吸、ドキッとした時に思わず息が止まる呼吸がある。これらの呼吸は脳の三つの司令塔からそれぞれ出されていること。そして呼吸は二十数個の呼吸筋と呼ばれる筋肉で機能し呼吸筋と姿勢筋はほぼ一致してると記していました。


ヒトの特徴や股関節機能、源頼朝の座像からヒトの姿勢を説く整形外科医の考え方は大いに共感できるものでした。

ヒトは大きなお尻を手に入れた‥ペンギンの胃袋は背骨に沿って細長い‥など人体と動物の進化史を記した解剖学者。現役を危ぶまれたプロ野球選手を見事に再生させ、その後のスポーツ界や介護の分野にも影響を与えた古武術家。などなど

まだまだたくさんの情報がNE・TA-CHOに収められていました。

忘れっぽい私の癖に感謝しつつこれからの新たな出会いを楽しみにしながら今後もNE・TA-CHOづくりと新たなネタづくりをしてKAZUメソッドをもっともっと進化させるつもりなのでどうぞ皆さん楽しみにしてください。







 
 
 

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